現在放送中のアニメーション、
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」
を放送終了している3話まで見てみた。
たぶん誰にでも、
もう二度と会うことができなくなってしまった人がいて、
もうその人はいないし、話すことも、
会うこともないんだってわかっているけれど
でも、昔その人と一緒に過ごした場所なんかに行くと、
たとえば障子の向こうから、庭先から、角の向こうから、
その人がおもむろに現れるような気がすることがある。
かつて子供のころ仲間だった5人が、
もう会えなくなってしまったかつての仲間に対して、
そんな想いをそれぞれ持っていて、
それぞれがそれぞれなりの「その人」の面影を
探して、もう一度集まっていくという話が
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」というアニメ。
小学生の頃とかにずっと一緒に遊んでいた仲間は、
中学に入るころには何となくあまり話すこともなくなって、
10年も経てば、全然それぞれ違う道を歩いていて、
もし会うことがあったとしても中々話も噛み合わない。
そういう誰にでもある苦い経験。
時間はどんな人にも等しく流れて、
10年という大きな時間が経った後では、
その時間が経った結果はすごくはっきりと違って現れる。
すべての人がたぶん多少なりとも思う、
「どうしてこうなってしまったんだろう」と。
あの頃、そんなはずじゃなかったのに。と。
ZONEが歌った「secret base ~君がくれたもの~」が発表されてから、
2011年でちょうど10年経ったことになるらしい。
もうすぐ「10年後の8月」がやってくる。
今あるのは、誰にとっても良くも悪くも
「こんなはずじゃなかった10年後」だけだ。
