2011年4月13日水曜日

こんなはずじゃなかった10年後

現在放送中のアニメーション、
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」
を放送終了している3話まで見てみた。


たぶん誰にでも、
もう二度と会うことができなくなってしまった人がいて、
もうその人はいないし、話すことも、
会うこともないんだってわかっているけれど
でも、昔その人と一緒に過ごした場所なんかに行くと、
たとえば障子の向こうから、庭先から、角の向こうから、
その人がおもむろに現れるような気がすることがある。

かつて子供のころ仲間だった5人が、
もう会えなくなってしまったかつての仲間に対して、
そんな想いをそれぞれ持っていて、
それぞれがそれぞれなりの「その人」の面影を
探して、もう一度集まっていくという話が
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」というアニメ。


小学生の頃とかにずっと一緒に遊んでいた仲間は、
中学に入るころには何となくあまり話すこともなくなって、
10年も経てば、全然それぞれ違う道を歩いていて、
もし会うことがあったとしても中々話も噛み合わない。
そういう誰にでもある苦い経験。

時間はどんな人にも等しく流れて、
10年という大きな時間が経った後では、
その時間が経った結果はすごくはっきりと違って現れる。
すべての人がたぶん多少なりとも思う、
「どうしてこうなってしまったんだろう」と。
あの頃、そんなはずじゃなかったのに。と。

ZONEが歌った「secret base ~君がくれたもの~」が発表されてから、
2011年でちょうど10年経ったことになるらしい。
もうすぐ「10年後の8月」がやってくる。

今あるのは、誰にとっても良くも悪くも
「こんなはずじゃなかった10年後」だけだ。