ライトノベル話が続いてしまいますが、
ぜひ、今回は「ソードアート・オンライン」というラノベについて
書かせていただきたいと思います。
内容はバーチャルリアリティのネットゲームから抜けられなくなって、
クリアするまで脱出不可能、ゲームオーバーは本当の死を意味する。
という内容のいわばファンタジー/ネットゲーム版
バトルロワイヤルとでもいうような、エンタメ成分120%の作品なのですが、
バトルロワイヤルとでもいうような、エンタメ成分120%の作品なのですが、
これがなんといいますか、ただ面白いだけではないんですね。
私は映画でいうと「ジョンカーペンターの要塞警察」とか
「ゾンビ」とか、「バトルロワイヤル」とかのような
ゲーム要素の強い、敵がいて、そこからいかに脱出するかとかクリアするか、という
純度100%のエンタメ成分だけで出来てます!という物語が大好きですが、
そういう作品って見ているときはすごく楽しくて、ワクワクするのだけど、
そのあとに残る、その物語への愛着とか、世界観への郷愁みたいのは
あまり感じなかったりします。
逆に「指輪物語」とか「はてしない物語」のような
壮大な世界観とキャラクターを持った作品には、
読み終わった後にも、とても強く愛着がわきます。
その世界の中で、僕らが知らないうちに、まだ物語が続いているような、
そんな気持ちにさせてくれ、それが物語を読むことの醍醐味だなーと
しみじみと思わせてくれます。
前置きが長くなりましたが、
この「ソードアート・オンライン」という話は、
まさにその二つのいいとこどりをした作品といいますか、
ゲーム要素というエンタメ性と、物語・世界観に愛着がわく感覚が
うまくミックスされた作品だなと思いました。
これは現代における「はてしない物語」、
ネバーエンディングストーリーなんだと第一巻を読み終わって感じました。
本好きの人間による、本にのめり込んで、その世界に入ってしまう話と、
ゲーム好きの人間が、ゲームにのめり込んで、その世界に入ってしまう物語。
かつて子供が本を愛したのと同じように、
子どもの頃、ゲームの中の世界にあこがれた世代にとって、
すごく共感できる本なのかもしれないと思いました。
とにかく、子どもに本を進めることがあるならば、
「ガンバの冒険」と「はてしない物語」と「怪盗ルパン」とあわせて、
薦めたいなと思う作品になりましたw